暖める

銀座のショーウィンドウ

我々が使う治療器械には患部を暖めるものが少なくありません。
その方法はいろいろです。
電子レンジと同じマイクロ波を使ったもの。
超音波を使ったもの。
遠赤外線を使ったもの。
などいろいろな種類がありますがどれも表面だけでなく深部まで暖めるという働きがあります。
自分でできる暖めるということは湯たんぽやカイロなどがありますがまず自分自身の体温を逃がさず暖かくするということから始まります。
腰を温めたかったら腹巻きなんかが有効ですね。
これから冷房などでオフィスが冷えるなんてこともあると思います。
そんな時はまず足、腰そして前頸部の両側、脇の下や鼠径部を暖かくし血液を暖めてやることによって体温を上げてあげます。
冷えは痛みを増強し体調不良を引き起こします。
そして一番の対策は入浴。
熱いお湯に烏の行水ではなく40度以下の温めのお湯にしっかりとつかることが大切です。
そうすることによって体の深部まで温まり血管が開き血行も良くなり体調も良くなるでしょう。

腰痛

大きな木の下で
昭和記念公園には広場の真ん中に大きな木が一本立っています。
その木の下では多くの人が木陰を求めて休んでいます。

腰痛は病名ではなくて体に表れる症状の名前です。
腰痛と一口に言ってもその症状を引き起こす原因は様々。
ぎっくり腰などの腰の捻挫やヘルニアなどいろいろな原因があります。
腰の関節や筋肉の損傷などダメージを受けた組織が腰痛という症状を起こしています。
鍼や電気の治療をするとその損傷を治していくと同時に損傷のため堅くなった筋肉を緩め痛みを楽にします。
効果は患者さんの生活環境や仕事環境により大きく変わってきます。
治療と養生の両輪、そのどちらかが欠けても前に進みません。
いくら治療をしても悪化させるような生活や仕事をしていると症状が改善するスピードは遅くなってしまいます。
また痛いところに目が行きがちですが原因が離れたところにある場合があります。
そんな時は痛みのある部位だけを治療しても症状は改善しません。
痛みの原因を治療して根本的な改善をしていきます。

川越

写真は昭和記念公園
広いですねぇ。
園内を歩くといい運動になります。

昨日は用事があって川越へ帰り道蔵造りの通りを通りましたが観光客が車道まであふれる位多かったですね。
着物を着た女性が楽しそうに歩いていました。
川越はここに引っ越してくる前はよく行っていたので地元感があり観光気分にはなれないのです。
でも改めて通りと走ってみると昔ながらの蔵が建ち並び風情があります。
東京に近い観光地として定着しているようですね。

皮膚

明かり取り窓

鍼を刺すときは当然皮膚に刺すのですが皮膚にはどんな働きがあるのでしょう。
皮膚は畳約1畳分の面積があり体重の16%もの重量があります。
体重60㎏の人でしたら約9.6㎏となりますね。
ボディースーツのように一番外側で体の筋肉や内臓を支えるそんな皮膚ですがそこには感覚器があります。
痛みや暑さ寒さ触覚を感じる点が全身にあります。
鍼を刺したときには当然痛みを感じそうですが実際は鍼を刺したとき痛みはほとんど感じません。
痛みを感じる痛点は面ではなく点で存在しその数は1平方㎝あたり130個くらいと言われています。
ですので鍼がこの点に当たらなければ痛みは感じないですむわけですね。
治療に使う鍼の先端は非常に尖っていて鍼そのものも細く作られています。
その鍼はほとんどの場合痛点に当たることなく皮膚を通過していきますので痛み無く治療が受けられるのです。

アルコール

我が家の赤い花シリーズ
何の花かわかりません。
花屋さんでは季節の花と表示してました。

アルコールはコロナになってから誰しも使うものになってきましたね。
もちろん当院でも使います。
鍼を打つときにもその部位をアルコールで消毒します。
アルコール消毒液はアルコール100%ではないって知っていましたか。
消毒に適しているのは80%前後の濃度のアルコールです。
100%に近いアルコールは無水エタノールといって私も持っていますがこれはカメラのセンサーなどの清掃などに使っています。
すぐに蒸発してしまうので電気製品などの清掃に適しているんですね。
同じ理由で消毒には適していません。
消毒に使うアルコールはエタノールなので毒性はもちろんありませんが間違えそうなのが
メタノール。
こちらはアルコールランプなどの燃料に使うアルコールなので間違えないように。
これは毒性が強く消毒などには使えません。
コロナでまだまだアルコールが手放せませんが正しく使って予防してください。

ツボ

昭和記念公園

ツボ
皆さんツボという言葉は聞いたことがありますよね。
「ツボを押さえる」なんて言葉もあります。
このツボは鍼灸で使うツボのことで物事の大切なところをしっかりつかんでいると言うことです。
ツボはWHOで361ヵ所認められていますが実際にはもっと多くのツボが存在します。
WHOで定められているツボの効果は世界的に認められていて世界共通のツボとなっています。
ツボは東洋医学で気が流れるとされる経絡の上にありツボはこの気の出入り口とされています。
このツボに鍼をすることによって乱れた気の流れを調整しスムースにします。
そうすると経絡とつながる内臓も活性化されて体調が整います。
また鍼を刺して筋膜を鍼尖で刺激すると筋肉の緊張がとれるという反応が起こります。
こういう東洋医学的なツボの考え方と鍼を刺すことによって起こる西洋医学的な体の反応を利用して治療に生かしていきます。

どこかへ行きたい

菜の花
昭和記念公園の大きな広場の一角に菜の花が咲いています。

コロナが始まってから旅行に行っていない。
ほとんど東京と埼玉南部のみの行動範囲。
行動制限が解除された今はどこかへ行きたいな。
温泉なんかがいいな。
なんて考えている。
バイクに乗っていた頃は少しの時間があればあちらこちらへと走り回っていた。
最近はそんな行動力もどっかへいったのか車での遠乗りもしていない。
チョイノリばかり。
遠くへ行けないので地図を見て楽しんでいる。

少ない

昭和記念公園ではネモフィラが綺麗に咲いていました。

当院では鍼治療を行う場合なるべく少ない鍼数で最大の効果が出るように治療しています。
治療はなるべく体に負担の少ない方がいいと思います。
手術でも切る範囲を少なくする。
胃カメラもなるべく細いファイバーで見る。
鍼に限らず体に施す治療は最小限に抑え効果を出す、これが最近の治療法です。
肉体的・精神的に負担を減らし楽な治療で良くなる。
これが一番。
ですので当院ではたくさん鍼は刺しません。
でも効果はたくさん刺したときと変わりません。
鍼への抵抗がある方も負担少なく治療が受けられます。

銀座

銀座クリスタルビル
不二家の看板が目立ちます。

昨日は新宿と銀座へ写真展を見に行ってきました。
ライカのギャラリーと富士フイルムのギャラリー。
それにしても人で増えましたね。
規制中も結構人がいると思いましたがそれでも少なかったんですね。
車の渋滞も大変そうでした。
もうコロナ以前の状態に戻ったのかのよう。
でも海外からの観光客はまだいませんので渡航が完全解禁されたらもっと混むんでしょうね。
久しぶりに歩いた銀座は新しい発見があって楽しく歩けました。

スッキリ

我が家から見えるバラ

美容鍼をするとスッキリするという感想を頂きました。
顔のむくみがなくなり見た目もそして感覚的にもスッキリしますよね。
まだ施術を受けたことのない方も是非一度体験してみてください。