鍼を刺すと

朝日の中の離陸

鍼を刺したとき身体の中で何が起きているか
一つは固くなった筋肉が緩むことです。
筋肉が固くなるのは運動神経や交感神経の働きによるものです。
運動神経によるものはスポーツなど意図的に筋肉を固くすることによって起こるものです。
これは自分の意思で緩めることができます。
一方交感神経によるものはストレスなどにより自分が意識しないうちに固くなるものです。
これは自分の意思で緩めることができません。
ですから力を抜いてくださいと言っても本人は力を抜くことができないのです。
こんな時は鍼の出番。
鍼を刺すと交感神経の抑制により筋肉が緩みます。
また鍼を刺すことによって筋肉の血管を拡張させ循環も良くなります。
これらの働きにより筋肉が緩み楽になるのですね。