瞑眩とは

小さな花たち

瞑眩
「めんけん」と読みます。
聞いたことない言葉だと思いますが鍼をしたとき起こる反応です。
好転反応といいいわゆる副作用、副反応とは本質的に違います。
身体は鍼治療を受けるとそれに対して反応します。
鍼治療をしたときの刺激量は大切で少なくても多くてもいけません。
そして刺激量が多いときに起こる反応が瞑眩です。
身体が治そうとして起こる反応なので不快ではありますが有害ではありません。
この反応は一時的なもので数時間から一日くらいで消失します。
また身体が反応している証拠ですから鍼の効果が出る証でもあります。
全く反応が出ない人は鍼治療に対する感受性が低いので効果も出にくいと思われます。
瞑眩が出たときには静かに過ごし治まるのを待ってください。
鍼治療はたくさん鍼を刺せばいいと言うことではなくその人の感受性を見極め刺激量をコントロールすることが大事になります。