(続)関節

関節の表面には軟骨がありこれで滑りをよくしてスムースに関節が動く。
又軟骨は弾力性があるため関節に係った衝撃を和らげる働きもあります。
関節の中には更に間に軟骨を挟んで安定性とクッション性を高めています。
関節というとがっちりかみ合っているイメージがあるかもしれませんが、そうでない関節もたくさんあり靭帯のみで固定され安定している関節も多いですね。
関節が動く範囲を超えて又は動かない方向へ無理矢理動かされて怒るのが捻挫です。
当然関節を支えている靱帯も損傷します。
無理矢理働く力によっては関節が本来の位置から逸脱し脱臼ということにもなります。
又軟骨は年齢とともに徐々にすり減ってきます。
スポーツなどで関節を酷使していると若いうちから関節軟骨がすり減ってしまい骨同士が直接ぶつかるようなこともあります。
又関節の骨そのものも潰れてきて徐々に変形してきます。
みなさんがある程度の年齢ならば若い頃より身長が縮んできていることを実感されている方も多いと思います。
身長が縮んでいるのは骨との骨をつなぐ軟骨や骨そのものが変形してきていることに起因しています。
これは避けられませんがあまり運動をしないと骨が脆くなり潰れて折れてしまうこともあるので食生活と運動は気を配りたいものです。